2008年 12月 19日
複数キャンパスのPro&Con |
INSEADの特徴の一つとして挙げられるのが、複数のキャンパスを持つということである。2000年にシンガポールキャンパスが設立されて以来、学生の多くがフォンティ及びシンガポールの両方のキャンパスに滞在している。ヨーロッパに長期間滞在することは今後なかなかないだろうと思い、僕は卒業までフォンティーに滞在することを決めたが、P2が終わり、フォンティーの学生の半分以上がシンガポールキャンパスに行ってしまった。P3だけ滞在してP4以降はフォンティーに戻ってくる者もいれば、P3以降卒業までシンガポールキャンパスに滞在する者もいる。後者の場合だと、基本的には今後会うことがない。僕の隣人のS君も後者に該当して、個人的に会おうという努力をしない限り、卒業まで会うことはない。
フォンティー残留組の僕としては、多くの友人がシンガポールに行ってしまうのはちょっと残念である。もっと時間があれば、より深い友人関係を築けたのではと思う友人が少なからずいるからだ。
確かにヨーロッパとアジア(もしペンシルベニア大学ウォートン校にエクスチェンジを希望するならば、北米にも滞在できることになる。)の両方に滞在できるということは、得難い経験だろう。”グローバルビジネスマネジャー”として活躍することが求められるINSEADの学生には、若いうちに異なる文化圏に身を置くということは重要なのであろう。一方で、MBA卒業後の財産として、世界中に様々な分野で活躍するであろう同期と、一生の友人関係を築けるということが挙げられる。その点から言うと、ただでさえ1年という決して長くない期間で、さらに複数のキャンパスを持つことで、ある友人とは実質4か月程度の付き合いとなってしまう。学校側は複数キャンパスをセールスポイントにしているが、必ずしもポジティブなことばかりではないなあと、皆がフォンティーを去っていくのを見て実感した。
フォンティー残留組の僕としては、多くの友人がシンガポールに行ってしまうのはちょっと残念である。もっと時間があれば、より深い友人関係を築けたのではと思う友人が少なからずいるからだ。
確かにヨーロッパとアジア(もしペンシルベニア大学ウォートン校にエクスチェンジを希望するならば、北米にも滞在できることになる。)の両方に滞在できるということは、得難い経験だろう。”グローバルビジネスマネジャー”として活躍することが求められるINSEADの学生には、若いうちに異なる文化圏に身を置くということは重要なのであろう。一方で、MBA卒業後の財産として、世界中に様々な分野で活躍するであろう同期と、一生の友人関係を築けるということが挙げられる。その点から言うと、ただでさえ1年という決して長くない期間で、さらに複数のキャンパスを持つことで、ある友人とは実質4か月程度の付き合いとなってしまう。学校側は複数キャンパスをセールスポイントにしているが、必ずしもポジティブなことばかりではないなあと、皆がフォンティーを去っていくのを見て実感した。
by Insead_2009
| 2008-12-19 08:34