2009年 02月 26日
MBAの就職状況 |
G社が1月に学校に来ていたが、今更金融行くのっていう感じの雰囲気になってました。セミナー参加者も心なしか少なめ。就職状況においては全体的に悲観的なムードであります。
MSNでこんな記事があったので、興味があれば読んでみてください。
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(以下http://www.excite.co.jp/News/odd/E1234702773136.htmlより抜粋)
[ケンブリッジ(米マサチューセッツ州) 13日 ロイター] 経営学修士(MBA)取得者たちにとって、投資銀行への就職はここ数十年の間、経済的成功を収めるための人気の進路となってきた。
しかし米金融業界を激震が襲うなか、ビジネススクール(経営大学院)の卒業生たちは厳しい就職戦線を勝ち抜こうと、新たな進路を懸命に模索している。
1930年代の大恐慌以来最悪という景気後退に直面し、ビジネススクールに在籍する学生の一部は希望条件に妥協し始めている。投資銀行への就職を志望していた学生は別の進路を探し始め、また各国からの留学生は母国の状況が米国よりも多少なりとも良いかどうかを勘案している。
金融大手シティグループやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)、ゴールドマン・サックスが数万人の人員削減に踏み切るなか、ほんの数年前まで同業界から引く手あまただったMBA取得者たちを待ち構えるのは、小さくなった「パイ」を争うような厳しい就職戦線だ。
メガン・ギャラリーさん(24)は昨年9月、投資銀行でM&A(企業の合併・買収)業務に携わることを夢みて、名門マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院に入学。しかし現在、ギャラリーさんは新興企業でコーポレート・ファイナンス(企業金融)部門でのサマージョブ(夏休みの間のアルバイト)を検討しているという。
また、ボストン大学のビジネススクールに在籍するインドからの留学生、シュリンカント・デーブさん(26)も投資銀行業務には固執せず、小売店チェーンのコーポレート・ファイナンス部門での仕事を決めた。
<心配の種は学費ローン>
MBA課程のキャリア・カウンセラー(進路相談員)は学生たちに、職種の選択には柔軟な姿勢で臨み、出ている求人には貪欲に応じるよう促している。
企業は今も大学に求人担当者を派遣してはいるものの、募集人数は以前と比べて減っている。MITの担当者は、キャンパスを訪れる企業担当者からの求人数は今年、20%減少すると予測している。
学生たちは、志望する職種や業界の範囲を広げるだけでなく、地理的にも範囲を広げた就職活動を検討を始めている。
MITスローン経営大学院で学ぶベネズエラ出身のイグナチオ・ディアズさん(28)は、「ニューヨークでファイナンス系の職に就くことだけを考えるのではなく、ロンドンあるいは中東、アジアといった地域にまで視野を入れる柔軟性が必要だ」と語った。
ただし一部の学生は、新興国に行った場合に望むような収入が得られない可能性を懸念する。心配の種となっているのは、MBA取得にかかる高額な学費だ。
米国のビジネススクールの認証を行うAACSBによると、米国内のフルタイムのMBAプログラムに在籍する州外からの学生が1年間に支払う学費等は、2008年現在で3万2333ドル(約300万円)に上る。そして、多くの学生が学費を工面するために数万ドル単位のローンを組んでいるという実態が存在するのだ。
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MSNでこんな記事があったので、興味があれば読んでみてください。
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(以下http://www.excite.co.jp/News/odd/E1234702773136.htmlより抜粋)
[ケンブリッジ(米マサチューセッツ州) 13日 ロイター] 経営学修士(MBA)取得者たちにとって、投資銀行への就職はここ数十年の間、経済的成功を収めるための人気の進路となってきた。
しかし米金融業界を激震が襲うなか、ビジネススクール(経営大学院)の卒業生たちは厳しい就職戦線を勝ち抜こうと、新たな進路を懸命に模索している。
1930年代の大恐慌以来最悪という景気後退に直面し、ビジネススクールに在籍する学生の一部は希望条件に妥協し始めている。投資銀行への就職を志望していた学生は別の進路を探し始め、また各国からの留学生は母国の状況が米国よりも多少なりとも良いかどうかを勘案している。
金融大手シティグループやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)、ゴールドマン・サックスが数万人の人員削減に踏み切るなか、ほんの数年前まで同業界から引く手あまただったMBA取得者たちを待ち構えるのは、小さくなった「パイ」を争うような厳しい就職戦線だ。
メガン・ギャラリーさん(24)は昨年9月、投資銀行でM&A(企業の合併・買収)業務に携わることを夢みて、名門マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院に入学。しかし現在、ギャラリーさんは新興企業でコーポレート・ファイナンス(企業金融)部門でのサマージョブ(夏休みの間のアルバイト)を検討しているという。
また、ボストン大学のビジネススクールに在籍するインドからの留学生、シュリンカント・デーブさん(26)も投資銀行業務には固執せず、小売店チェーンのコーポレート・ファイナンス部門での仕事を決めた。
<心配の種は学費ローン>
MBA課程のキャリア・カウンセラー(進路相談員)は学生たちに、職種の選択には柔軟な姿勢で臨み、出ている求人には貪欲に応じるよう促している。
企業は今も大学に求人担当者を派遣してはいるものの、募集人数は以前と比べて減っている。MITの担当者は、キャンパスを訪れる企業担当者からの求人数は今年、20%減少すると予測している。
学生たちは、志望する職種や業界の範囲を広げるだけでなく、地理的にも範囲を広げた就職活動を検討を始めている。
MITスローン経営大学院で学ぶベネズエラ出身のイグナチオ・ディアズさん(28)は、「ニューヨークでファイナンス系の職に就くことだけを考えるのではなく、ロンドンあるいは中東、アジアといった地域にまで視野を入れる柔軟性が必要だ」と語った。
ただし一部の学生は、新興国に行った場合に望むような収入が得られない可能性を懸念する。心配の種となっているのは、MBA取得にかかる高額な学費だ。
米国のビジネススクールの認証を行うAACSBによると、米国内のフルタイムのMBAプログラムに在籍する州外からの学生が1年間に支払う学費等は、2008年現在で3万2333ドル(約300万円)に上る。そして、多くの学生が学費を工面するために数万ドル単位のローンを組んでいるという実態が存在するのだ。
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by Insead_2009
| 2009-02-26 07:15