2009年 05月 29日
スティルパートナーズ |
スティルパートナーズの提案が株主総会で承認されたというニュース記事が出ていたので、ホームページから彼らのプレゼンテーション資料をダウンロードして、いくつか見てみました。まるでビジネススクールのケースでやるかのような分析で、かなり興味深く読みました。P5でValue Creation Corporate Restructuring (VCCR)という授業を現在とっており、そこでやっている分析とほぼ同じ分析手法でした。ROIC、ROE、内部留保の扱い、最適資本構成、さらにはSWOT分析も。教科書的な分析で、内容も非常にわかりやすいので、もう一度じっくり読んでみたいと思います。
ちなみにVCCRの教授は、ファイナンスの教授にありがちな、ファイナンス原理主義的な先生です。「世の中のほとんどのプロジェクトは、Valueを破壊している!!」と叫んでいます。 Valueは、例の如く、アカウンティング的なValueではなく、機会費用を考慮したものです。
ちなみにVCCRの教授は、ファイナンスの教授にありがちな、ファイナンス原理主義的な先生です。「世の中のほとんどのプロジェクトは、Valueを破壊している!!」と叫んでいます。 Valueは、例の如く、アカウンティング的なValueではなく、機会費用を考慮したものです。
by Insead_2009
| 2009-05-29 06:27